ゴルフ場用途 参考防除技術
ダイアジノンSLゾルは土壌中の移行性が極めて少なく、表面散布では土壌中に浸透しにくいので、高圧灌注機で強制的に処理する必要があります。
ただし現場では、応用技術としてコアリング時に工夫して処理することで、成果を上げているキーパーもおられます。
イトーピアマネージメント(株)
熊倉 興和
SLゾルを春・秋のコアリング時に散布することにより、コガネムシの被害を十分に抑えています。散布水量を多くし、散布前後に散水するなど工夫をして強制的に土壌に浸透させます。
散布時は手が掛かりますが、今まで苦労していたコガネムシ防除がわずか年2回の散布ですむため、作業時間と管理費の削減に役立っています。
芝草研究Vol. 29 (2000-2001) No. 1 P 32-37
(コアリング時散布による防除の基本的なアイディア 提供)